路地裏のグラフィティ

日常に埋もれた論理的な話や哲学的な話

SNSへの考え方が変わった

はじめに

僕は、2021年2月にインスタグラムにて、イラストのアカウント@tetsu.graffitiを作りました。

ここでグラフィティと呼ばれるストリートアートと、自分の思いをつづったエッセイを載せることから、書きものを通して表現していく楽しさを知りました。

「書くこと」と「描くこと」も好きな自分にとって、落書き(グラフィティ)×作文(エッセイ)は、思いをカタチにする最高の表現方法なのかもしれません。

このインスタグラムの活動によって、SNSへの見方もガラリと変わりました。そんな心境をエッセイに書いたことがありました。

せっかくなので、こちらにもまとめて、記載しておきたいと思います。

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 - 目次 -

 

SNSに眠る才能

インスタグラムには才能を持った表現者が眠っています。

本当に驚くほどいますよね。

インスタグラムだけではなく、以前からあるFacebookや、インスタ以後に生まれたTikTokなども同様に、SNSによって、芸術作品のアウトプットが容易になりました。

ほんの数年前までは、お金を払っても見れることのなかった素晴らしい作品が手のひらの画面で見れるようになりました。

僕は表現の世界が急激な広がりを見せていると思っています。

そしてそれが、あまりにも急激なので、自分の作品は普遍的なものだと勘違いする人もいるようにさえ思います。

でも実は、使い古された教則本では説明のつかないような独自性のHOWTOが詰まっています。

こんな事を考えていると、これは僕だけの「思い込み」なのかな、と思うこともあります。

でもやっぱり、思い込めないと、ワクワクするような事はできませんよね。

 

SNS疲れ=好きなこと疲れでは?

「SNS疲れ」とかって言いますよね。

でもSNSは、ぜんぜん悪くないと思うんですよ。

むしろ、とてもイイんじゃないかと思うわけです。

フォロワー数とか関係なく、ホントにスゴい人達が眠っていませんか?

何か技術がすごいとか、優秀とか、有名人とか、そういう所だけ じゃなくて、世界観とか、人柄やセンスの方でも共感したり、すごいなと思いイイネを押していることが多々あります。

僕はシャイボーイなので、書き込みを遠慮することはありますが、ジャンルを問わず、自分の世界で毎日を楽しんでる人を見ると、ワクワクしてきます。
問題なのは、本当に好きなことをしているか、ということだけですよね。

自分の好きなことで、共感してくれる人がいる。それが嬉しい。それは当然ではないかと思います。

好きなことではないのにイイネが欲しい。

それはたぶん「SNS疲れ」

好きなことだからイイネが欲しい。

それはただの「好きなこと疲れ」

本当に好きなことならば、疲れるほどにまで、やっちゃいましょうよ。

 

「イイネ」っていいね

電子マネー増えましたよね。

最終的に現金はなくなるんですかね。

そうなるとお金って何でしょうね。

仕事すると給料として銀行口座に数字だけ増えて、商品を買うと減る。 数字上だけの話なんで、ゲームの「ゲージ」みたいですね。

この前、どっかのお店で「インスタで当店を紹介してくれたらフォロワー数分の代金お値引き します」ってサービスしてたんですよ。

もはやそんな感じで、お金ってやつも「イイネ」と一緒ですよね。

月に一回、社長から、よく頑張っててイイネーって言われて貰える「三十万イイネ」

毎週、買い物するスーパーで「この食品売ってくれてイイネーって言って渡す「一万イイネ」

同じ意味なんですけど「お金」って言うとちょっと汚いイメージもあります。

でも「イイネ」って言うと、どうですか?

おぉ!なんか イイネー!

 

おわりに

SNSは最高のアウトプットツールになると思います。

インターネットによる情報化社会であらゆる情報のインプットが容易になりましたが、それを踏まえた自分の表現もまた、SNSを通してインターネットで世の中にアウトプットされます。

するとインプットとアウトプットの激しい相互作用で新しい表現や新しい文化が生まれます。

それは本当にワクワクすることですよね。