路地裏のグラフィティ

日常に埋もれた論理的な話や哲学的な話

サイエンスフィクションが好き

はじめに

もし死後の世界があったら、もし未来が決まっていたら、もしタイムスリップできたら...

そんな「もし」という架空の物語が僕は好きです。いわゆる、SF(サイエンス・フィクション)ですね。今回は、そんな「もし」の話をつづりました。

明確な根拠はないのだけれど、論理的には間違っていないような。そんな感覚になりながら書いてみました。

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 - 目次 -

 

死後の世界

人は死ぬとどうなるのでしょう。

「無」ですかね?

そんなことでは面白くないので、仮に死後の世界があったとして、いわゆる天国みたいなところです。それでも、死にたくはないですよね。

なぜ人は死にたくないのでしょう?

例えば「このボタンを押すとあなたの記憶は全て消えます」と言われて、目の前でボタンを 押されたら、死にはせずとも その悲しさは もはや死を意味しませんか?

もう一つ例えてみますね。

もしあなたが昏睡状態で、何日間も長い長い夢を見ていたとして、夢の中で色々な人と出会い、友人や恋人、幸せな家庭を持ちます。

もう一つの世界の誕生です。

でもある日、これは夢だったんだと夢の中で気づいたら、夢の中の大切な人達と別れたくない と思ったあなたは「目を覚ましたくない」と思ったりするかもしれません。

すると、その夢の世界において、目を覚ますことは、死を意味しませんか?

現実には息を吹き返したのに、死んでいる

不思議ですね。

 

ビッグバン

この世は、どのようにして始まったか。

ビッグバン? たしかにそうかもしれません。 だとしたら、僕の理屈だと、もうすでに未来は決まってるようにも思います。

例えば、ボールを床に落としたら跳ねますよね?どれくらいの高さから落とすのか? ボー ルの弾力は? 床の硬さは? 風向きは?

全てを解っていたら、床を落とす前に、物理的には、 もう結果は決まっていませんか? これがボールではなく卵だとしても、かなり複雑な計算となりますが、落とした瞬間に卵はどのようにして割れていくのか、じつは決まっていますよね。

ビッグバンが起こる前、私たち人類も地球も銀河系も、一つの点で、爆発後に膨張し続けているとなると、それはボールや卵と同じではないですか?

僕たちはこれから何をするのかも、想像を絶する莫大な法則と計算によって決まってるのではないかと思うんです。

僕たちの意思も、 宇宙からしてみれば、物理的な「動作」の一つかもしれませんから。

どうなのでしょう。誰にも解りませんね。

まぁ、決まっていたとしても、それが何だって話です。

 

タイムトラベル

過去に戻りたいと思ったことありませんか?

でも、本当に戻ったらどうなるのか真剣に考えてみようなんて思わないですよね。

例えば、あなたが宝くじを買った帰り道に、事故で大怪我をしたとします。

でも、その宝くじは大当たりでした。

「あの事故さえなければ...」

そう思ったあなたは、宝くじを買った直後に タイムスリップすることにします。

別の帰り道を選んだあなたは事故を 回避することができました。

ところが、宝くじは当たっていませんでした。

人生には、良いことと悪いことが無数に交差していて、悪いことだけを変えることができない。ゆえに、悪いことがあるから良いことがある。

すみません。あたりまえですね。

 

おわりに

いかがでしたか?

本当の真実は誰にも分からないので、正解はないのですが、その正解がないものを考えていくことが面白いですよね。

そして さらにストーリー性を持っていたりするとSF映画や都市伝説のような話になっていたりします。表現の世界として魅力的ですね。